共同編集のハルトマン軍曹です。
2018年12月頭に実装された超改造システムですが、その後毎週のように新規の超改造が追加されてきました。落ち着けダッチーって思ったよね。
本記事では超改造システムそのもの、そしてPvPを軸として超改造のオススメ優先度と短評なんかを書いておこうと思います。翼機体の記事と重複する点もありますが気になさらず。
超改造システムとは
解放タイミング:指揮官LV38改造段階が最終☆9に到達した機体にさらなるチューニングを施す、アイアンサーガにおけるエンドコンテンツの1つです。単純な強化だけでなく「近距離機体が遠距離機体に化ける」といったこともある、文字通りの「超改造」です。
要求される資材も少なくなく、使い勝手が変わったり、運用方法によってはデメリットになる場合もあるため、どの機体も超改造すべき!ではないので要注意。
超改造の行い方
アイサガホーム画面「開発」にある「超改造」タブから実行します。手順としては「超改造を行うための権利解放」→「超改造を実行」の2段階となり、前者ではリサーチポイントとパーツ現物やカケラが、後者ではコイン・超合金・アトミックコアが必要になります。リサーチポイントは後述の「改造クエスト」で取得します。超改造は基本12時間で完了しますが、一部18時間コースの機体も存在します。まぁ改造開始したら翌日使えるようになる、ぐらいの認識でいればいいと思います。超改造まで行った機体を初期化した場合「☆9→超改造で使用したコイン・アトミックコア・超合金は返却なし」「超改造の権利解放は維持」となります。それ以外はいつも通り。解放状態が維持されるということは、逆に言えば解放時に消費したパーツ類は回収できませんので注意が必要です。
改造クエスト
超改造の1つ手前のタブ「改造クエスト」でアトミックコアや超合金、各種機体やパーツの現物・カケラやペットを消費して超改造の権利解放に必要なリサーチポイントを取得します。最大8個ストックでき、満タンでなければ体力を100消費するごとに1個クエストが補充されます。アトミックコアや超合金は極端に交換レートが低いため、石油王でその辺が溢れている人以外にはとてもオススメできません。死蔵しているS機体のカケラやペットなどをうまく使えるとベスト。また超改造の権利解放で使用するパーツをうっかり投げてしまうと面倒なので、その辺は事前によく確認しておきましょう。
機体別短評
~短評の見方~機体名の横の星は「超改造を目指すこと」のオススメ度5段階。パーツ名は記事の更新日時点で狙って(特定のマップや挑戦で)取得出来ないパーツのカケラ、または現物が必要なことを示しています。原則PvPが前提ですが、特にPvEに適正が高い機体についてはコメントで補足します。
評価の低い機体についても流行の移り変わり、今後の強化、そして何よりも研究が進むことで化ける可能性はあるので「現時点でのM.S.F内ざっくり下馬評」程度に見ておいてください。特に実装間もない機体は評価し辛いので。
※短評更新:2019/05/05
破邪大星ダンガイオー ★★★★☆ - 妨害装置(現物)
コラボ限定掘り&ガチャ機体。耐久が減ってから50発分のバリアを展開するフレーム特性と、敵の状態異常耐性を無視したり自身が無敵状態になる機体行動が特に強力。火力は高くないが、前衛を封じる妨害機体として前線に居座らせれば活躍してくれる。
バアル・KS ★★☆☆☆ 大型攻撃コア(現物) 変圧装置
ガチャ限定機体。機体、超改造解放パーツ共に集め辛く、敷居が高い。ソロモン機で固めることで自身と味方ソロモン機の火力を上げられるようになった。 逆に言えばソロモン機編成で使用しない限り真価を発揮しない機体とも言える。
ガチャ限定機体。機体、超改造解放パーツ共に集め辛く、敷居が高い。ソロモン機で固めることで自身と味方ソロモン機の火力を上げられるようになった。 逆に言えばソロモン機編成で使用しない限り真価を発揮しない機体とも言える。
開発と闇市に10カケラもありまだ集めやすい。超改造前と比較して炎寄りで殺意が上がった反面リロードが悪化している。その入手難度に対して性能が見合わず、勝算は無い。
パイモン・GS ★★★★☆ 炭素繊維材 ブラックテック弾
開発、ドロップはあるが恒常ガチャ&闇市なしで入手難度高。睦月やライオットポリス、黄龍などの超厄介な状態異常「制御不能」を防げる。攻撃力を下げるEMP武装も装備しているため格闘機の生存率寄与も。 神皇との組み合わせは強力。
ベリアル・DS ★★★★☆ 強力エネ吸収弾(現物)
青傭兵ありの翼機体。強力な自己回復力を獲得し、再生型FSフィールドも相まって非常に粘り強い機体に。格闘性能が特別高いわけではないが、範囲攻撃と吹き飛ばしを含む攻撃で場を荒らせる。睦月との組み合わせは最凶格。無対策だとそれだけで終わりかねない。
アスタロス・AS ★★★☆☆ 懸架装置(現物)
開発と闇市に10カケラもありまだ集めやすい。投げを除くノックダウン無効を獲得した代わりに正面ブロックを失ったので単純強化ではない。単発の威力が重く、重量を活かしたタックル(エアバッグ)で格闘機を散らし、神皇やマティルダのアンチとして機能する。
キングアーサー ☆☆☆☆☆ 万能コート
ドロップ限定機体。近代化改修により帝騎システムを得て、何よりエクスカリバーの抜剣に成功した。機体が硬く手数が多い特徴は変わらず、正当進化と言える。所持者が極端に少ない都合で評価不能としたが、目指す場合は相応の覚悟と無限の体力剤が必要になる。
ランスロット・GL ★★★★☆ -
開発、ドロップもあり集めやすい。一部火力を下げてリロード速度を上げる調整が入った他、さらにビームを追加&強化。帝騎システムで前に出るのは相変わらずだが、攻撃性能の大幅強化で力で圧せる機体に進化した。AS「フルファイア」との相性は折り紙付き。
素戔嗚尊(スサノオ) ★★★★★ -
闇市以外はガチャ限定。範囲攻撃が射撃を防ぐシールドに変化、別武装が巨大な範囲攻撃に。シールド獲得により脆さは多少マシになり、範囲攻撃の強化で乱戦に強くなった。変わらず集中攻撃には弱いが、上手く補助出来る編成で運用すれば大暴れしてくれるだろう。
神久夜(カグヤ) ★★★★☆ エアコン(現物)
専用を含む青傭兵のある翼機体。よく動きよく殴り割と分身する元機体がシンプルに強化。分身に朧のAS「朧月の輪」を内蔵し、被弾カウンターでの分身&瞬間ステルスを得た。分身を活かした自爆型の瞳を筆頭に、格闘アタッカーとして最高峰の性能。
マスター飛影・狂 ★★★☆☆ -
開発、交換、ドロップありで集めやすい。武装が格闘統一になり強化しやすくなったが、分身自爆&地雷のバラマキ運用が主軸なので、純粋に格闘機として運用するのでなければ費用対効果は低め。ただ格闘機としての検討が不十分なので化ける可能性はある。
天道神威 ★★☆☆☆ ミサイルコア 高出力電池 変圧装置
開発、配布、ドロップありで集めやすい。武装を中心に比較的素直な強化が施されたものの、アリーナで主軸になるにはやや厳しいのが現状。青傭兵における必須デバフ「破防」をプラズマ弾やミドリ、リルルで付与することに関してはとても優秀。
月影・轟雷 ★★☆☆☆ -
開発、配布、交換、ドロップで集めやすい。マヒ性能と大技に磨きがかかってはいるのだが、防御性能は低いまま。コンボも途切れがちで攻め切れず爆散する。現状では研究不足感も否めないので、化ける可能性も。集めやすく火力は出るので防御を固めて青傭兵、という道はある。
インフィニティ・コスモス ★★★☆☆ 高出力電池(現物) 変圧装置
ドロップ、青傭兵ありの翼機体。妨害性能(マヒ)を得たマイナーチェンジモデル。改造前からブレーキングドーン等のビームを軽減でき、尖ってはいないが総じて優秀。高出力電池(現物)を要求されるのがつらい。神威と同じく青傭兵の「破防」役に適正あり。
饕餮改 ★★★☆☆ 多重爆弾(現物) ミサイルコア
闇市以外はガチャ限。戦車からBMへの大転換。崑崙機体に手が生えたら投げ技の搭載が鉄の掟。その投げ技を狙いにフラフラと前に出るのが最大の難点。五十嵐命美で「ミニボム」や副官李凛での「支援火力」など、火力だけはPvPでもPvEでも十二分に出る。
窮奇改 ★★★☆☆ 重撃弾(現物) 高圧散弾
闇市以外はガチャ限。戦車からBMへの大転換。ビーム砲を失い、ドローン2機と散弾主砲を獲得。 最強行動は散弾主砲を4連射し、直撃すれば1機沈めるほどの火力。 崑崙機の宿命で投げ技を持つが装填速度はそこまで酷くないので、補えば前に出る頻度は減る。
白虎改 ★★☆☆☆ 伝導コア
開発、交換、ドロップもあり集めやすい。余分な武装を捨てて「不屈」を獲得、機体行動も強力になりはしたのだが、アリーナで活躍するには防御面に難がありすぎる。元のフレーム「闘神」によるタックルが失われたのも惜しい。
青龍改 ★★★☆☆ 伝導コア 磁気コート
開発、配布に交換、ドロップもあり集めやすい。より攻撃的になり、マヒと投げによる拘束型アタッカーとして正当進化した。マヒが通る相手であれば荒らし回れる性能は十分ある。防御面の弱さは致命的なのでその点の補強は必須。
朱雀改 ★★★★★ 伝導コア
開発、交換、ドロップありで集めやすい。「脆いが高火力」が「脆いが高火力で暴れる」になった。安定化は難しく防衛に向かないとされるが、飛んで暴れて後衛に絡んで爆散させたり、格上を事故らせて勝利したりする夢のある純アタッカー機体。防御はペラペラ。
玄武改 ★★★★★ 伝導コア
開発、交換にドロップありで集めやすい。不要な武装を捨て「不屈」と強力な投げ技を獲得した。手が届く限り投げて封じるため、翼機体だろうが何だろうが完封する時は完封する。メタを考えた時、機動力のある機体の足を潰す選択肢として欲しい機体。
竜胆改 ★★★★☆ 大型攻撃コア 重撃弾
ドロップありで集めやすい。ノックダウン性能はそのままに、防御を捨てて攻撃を取った背水仕様。AS「フルファイア」を早めにタイミング調整すれば怒涛の弾幕が張れる。ノックダウン技術の流用元である黄龍の実装でやや苦しくなったがあちらはガチャ限。
爆破戦士改 ★★☆☆☆ ニエロ合金(1000)
イベント「ブレイブ」限定機体。掴んで光って投げてタンク。超改造前から安心して前衛を任せられ、地雷編成にも適合。初期化する場合はニエロ合金を捨てることになるため評価は下げたが、使い続けられるポテンシャルが十分ある機体。
巨闕崩山改(巨闕改) ★☆☆☆☆ 重撃弾 エーテル弾
開発、ドロップ、闇市と集めやすい。爆発から主砲統一となり、直撃を失って盾破壊を得た。特別頑丈ではないし、足が遅く十分な距離を移動する突進行動もない。現状戦える性能とは言い難い。
採掘戦士(巨闕改) ★★☆☆☆ ニエロ合金(1500) メンテナンスコア
巨闕改のもう1つの改造先。しぶとく掴んで殴る近接機体がコンセプトの模様。意外と火力は出るので、機体行動の回転率をさらに上げたり耐久性を盛れば嫌がらせの塊のような前衛になれる。イベント限定のニエロ合金消費もあり、評価は1つ下げている。
バットサムライΩ ★★★★☆ 伝導コア ミサイルコア
コラボ期間限定で掘れる以外はガチャ限定。超改造素材含め集める難易度が高い。フレーム特性に攻撃速度上昇が追加され格闘行動も全体的に地味強化。元々の一気に倒し切る強みがより強化されており、見た目に分かりにくいが確実に強くなるため超改造推奨。
ブラックジャックDW ★★★☆☆ -
ドロップ、青傭兵のある翼機体。ラッシュ力が上がった分、装填速度の補強が必須に。開幕で足並みを崩し、時には1機そのまま落とす攻撃性は魅力だが、改造前よりパイロットを選ぶようになる。純射撃パイロット以外にもASを数撃ちたい支援枠での採用も見られる。
ブレーキングドーン決戦型 ★★★★★ -
青傭兵ありの翼機体。全てを薙ぎ払う圧倒的な砲撃火力と、被撃破時に武装パージして粘る決戦型の名に恥じない特性を得た。中身は機動力が高く火力も依然高い上に、分離直後しばらく状態異常無効。THIS IS U.S. 作成難度は高いが目標とするに値する機体。
ライオットポリスA1 ★★★★☆ 高圧散弾
開発、ドロップありで集めやすい類。防御と妨害に長けた元機体を正当進化。攻撃力低下と「制御不能」「マヒ」など妨害兵装がとにかく強力で、耐性が無い編成は好き放題荒らせる。瞳による自爆&地雷を採用したタンク運用は火力トップを取ることも。
バルキリーSC ★★※※☆ 形状記憶合金改 狂化コート
開発、ドロップもあり集めやすい。砲戦型から近接型へと大転換。全方位ブロックとドローンや地雷のアンチAS「超音波」相当の機体行動を得た。再現性の高いバグを抱えており、まともに行動しなくなることが多々ある。それでも睦月採用による荒らし、妨害は強力。
トールODS ★★★☆☆ 磁気コート
ガチャ限定機体。敵に電磁攻撃されないと発動しなかったフレームが自前でマヒすることでも発動出来るようになり、タンク性能が強化。また暴れ回る突進技が追加され荒し性能も獲得。超改造により出来ることが増えたため、アリーナでの活躍も期待できるだろう。
テイラースターMK2 ★★★☆☆ -
開発はあるがドロップはまだない。射撃兵装を削った代わりに範囲妨害特性を得て、格闘機体に近くなった。その格闘攻撃とフレームの範囲攻撃が割と強く、足が止まらなければ活躍の目はある。ただ防御面がスカスカで格闘巻き込まれや砲撃で爆散するためケア必須。
フレイムウィンドMK2 ★☆☆☆☆ 紅蓮リベンジャー
開発、ドロップありで集めやすい部類。ピーキーな武装群が若干マイルドになり、前に出にくくなった。フレームの燃焼効果は近接機体への自衛としては厳しい。コンスタントにミサイルを撃てるので、伸ばすならその方面だがアリーナで活躍するには厳しい。
レノMK3-2 ★★☆☆☆ -
開発とドロップはあるが入手難度は高め。武装が単発属性で統一され、マリルやレイラといった単発シナジーのあるパイロットとの相性がアップ。アリーナ向きとは言い難いが、青傭兵では「破防」を付与できることもあり火力貢献できる。追記:黛も適性UP。
ネロS ★★★★☆ -
青傭兵のある翼機体。近距離ドリルから遠距離レーザードリルに大転換。調整で装填速度マイナスも削除され、高火力遠距離機体の選択肢に。防御面は壊滅的だが、補って使う価値は十分にある。主砲「焦土レーザー」が第一武器なためエレインなどで悪いことが出来る。
the・SIN3S ★★★★★ -
SS2機とΣ50の開発以外は超低率ガチャのみ。☆8でも強いが、難点の機動力が大幅改善されるため可能なら改造したい。自己回復トリガーのGモード発動率はやや低下する傾向。筆頭候補マティルダのほかにウェスパ、「挑戦者」持ちのシヴァージ、アンなどが適合。
タイラントⅢS ★★☆☆☆ ニエロ合金(2500) 高圧散弾(現物) 緋色の宝石 エーテル弾
SSS10機使う開発とピックアップ限定。高威力レーザーが”第一”主砲、爆撃が散弾レーザーへと変化。「弾道学」などで拡散範囲を狭め、装填速度問題を解決する必要がありパイロットを選ぶ。イベント「ブレイブ」限定のニエロ合金含めパーツ要求が強烈に重い点もつらい。
ブラッディウルフⅦS ★☆☆☆☆ -
闇市、開発のある恒常機体。大鑑巨砲主義からミサイルカーニバルに大変身。適合パイロットもパーツ構成も全く別物になり、ものすごく地味になった。割と前に出てしまうこともあり、アリーナでの活躍は厳しいと言わざるを得ない。
アルテミスμ ★☆☆☆☆ 粒子シールド発生機(現物) テスラエンジン 濃縮爆弾
ドロップ、青傭兵ありの翼機体。支援機ルーナを搭載、さらに全周攻撃を得た。火力インフレした現状シールド強化は誤差。格闘性能は低く、マヒ対策無しの相手が前提。作成難度と性能が見合っているとはいい難いが、ハマれば仕事をする火力自体はある。
シャマシュ・LawBreaker ★★☆☆☆ 濃縮爆弾
ドロップと青傭兵のみの機体。武装強化で火力向上、ブロックLv2がLv3、 ダッシュが高速ダッシュに変化と純粋に強化されたと言える。が、AIが少し残念で武装選択が上手くいかないのかうろうろ癖があり、特徴である5連斬のモーションが遅く近接機として厳しい。
2019/03時点でのまとめ
マヒ(制御不能)は完全防護出来る状態異常の中では影響が致命的で、特に前衛は対策必須レベルです。後衛は多少サボってもそこまで影響を受けないかも知れませんが、防げるに越したことはありません。…といった背景の都合で「主として前衛にマヒを与える機体」は超改造評価も下がりがちです。
また全体的に火力がインフレしていることもあり、あまりにも攻撃を耐える・逸らす手段のない機体はアリーナでの活躍が非常に厳しくなっています。高評価の機体でも事故った時は開幕7秒とかで爆散するので、本当に厳しい。
とは言え超改造によって大化けして一気に主戦級となった機体もいますし、翼機体を差し置いてあちこちの編成に引っ張りダコな太陽機体もいます。結局はレベルと組み合わせ、流行、あとはAI様のご機嫌次第。ここも変化があれば更新するつもりなので、今後もダッチームーブに振り回されていきましょう。
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